2017
12/25
月

少年は主人公になりたかった。ただ、なりたかったのだ。
前半はAパート全てを使って伊月が小説を書き出した過去を描いていましたが、彼が好きになった家政婦さんの娘だったお姉さんは自分がふられたりふったりでちょっと可哀想でしたね。
しかしそれが大きなきっかけとなってやがて伊月は小説を書いてみようと思い立ったわけですが、自分の思いの全てをぶつけ、圧倒的な希望をそこに込めようとしたのは主人公らしいところだったと思います。
さておき、そんな長い過去の話も終わり、中盤でやっと流れたオープニングの後はいつものメンバーが集まってゲームを楽しむシーンへと流れて行きましたが、春斗が買ってきた小説家の人生ゲームをする那由多が現実と同じく強すぎて、なんだかいつものメンバーの人生の縮図を見ているようでしたね。
そして伊月の部屋が映ってからベッドで寝ているのが誰だろうと思っていましたが、五人が揃っている時に珍しいというか、伊月担当の編集者さんでしたね。
まあゲームの方は那由多がコロコロと不運な街道を転げ始めてからは、みんなロクな目に止まらず残念な結果になってしまいましたが、それでも好きだから作家という場所にいるんだという伊月や思いを同じくする春斗、そして彼らを見ているうちに編集者の仕事に興味を持ち始めた京たちがこれからも頑張って行こうとする希望を感じる締めになっていたのは良かったです。
もちろん那由多は自分と同じ人気作家になったらプロポーズしてくれるだろう伊月を楽しみに待ってくれているんだろうと思いますが、そんな彼らの歩みに楽しみを感じるような良い最終話だったのではないでしょうか。
千尋きゅんが実は女の子で妹であることを伊月に伝えるのはアニメでは後の楽しみになってしまいましたが、ワンクールものとしては上々の締め方だったと思います。



















◎こちらのブログ様にも感想記事が掲載されています。
空と夏の間さん
- 関連記事
-
- 妹さえいればいい。第12話(終)「妹さえいればいい?」感想 希望を感じ、続きが見たくなるような良い最終回でした。
- 妹さえいればいい。第10話「悩みさえなければいい。」感想 アシュリーさん何故千尋きゅんといっしょにお風呂に入っているんですかね。
- 妹さえいればいい。第9話「全裸と下着さえあればいい。」感想
この記事と関連する記事
MESSAGE
TRACKBACK
この記事にトラックバックする (FC2ブログユーザー)
-
最終回 第12話 妹さえいればいい? 伊月は小6で母親が入院、家政婦が世話をしてくれた。中2で母親が亡くなった。三田洞家政婦さんの娘の彩音が訪れてきた。母は伊月の話ばかりするので最近は元気が無いと聞いて励ましに来た。ラノベを借りて読み始めてコスプレしたりと仲良くなっていった。ある日、落ち込んでいる彩音、告白して降られたらしい。僕と付き合ってください。弟としてしか考えられない、ごめん...
ぬるーくまったりと 3rd 2017/12/25 -
妹さえいればいい。 第12話『妹さえいればいい?』 感想(画像付) 失恋パワーってすごいなw 姉キャラの人にフラれて、妹さえいえばいい…になってしまった伊月。 そんな情念を叩きつけて小説家になったとはw ラノベ作家の人生の内容は酷くて何気にあるあるでしたね~。 出版界も地獄っすねw
空 と 夏 の 間 ... 2017/12/25
COMMENT