2013
12/09
月
騒がしいのも、それを止めようとするのも、どちらも優しさなんでしょうね。
そして、元老院の言葉を伝えに来た教頭先生が、個人としてのヒメへの思いを礼を正して伝えるところは、いかにも教育者らしかったですね。
人間側に立つ元老院との板挟みのような立ち位置なんでしょうか、ヒメを取り巻く大人たちも様々な様子ですね。
サービスシーンを織り交ぜながら、夜桜四重奏の日常の、らしさがよく出ていたAパートだったと思います。

あらすじ(公式サイトから引用)
風邪を引いてしまったヒメ。
大事をとり、部屋に寝かせ看病するアオ。所が、瑞樹たち3人娘が隣で騒ぎ始めた。
構わないとヒメは言うが、静かにしてと何度も注意するアオ。
と、そこへ思いがけない訪問客が現れ…。

感想 : 毎回提供絵とEDカードが素晴らしいですね。
パンチラはいらないんじゃないかと思えるような、魅惑的な絵が続いています。
原作も巻が進むたびに、魅力的な絵が増えていってると思いますが、アニメ版の方もアイキャッチとあわせて楽しみなところです。
さて、後半Bパートは、じゅりさんが日本にやって来た頃のお話でした。
Aパートで良い感じだなあと、ほっこりした後に突然話が切り替わったので、
不意をつかれた、JKじゅりさんの登場に、ジーンときてしまいました。
頑なで無愛想な感じ、そして大人嫌いだったじゅりさんが、ヒメの祖母・マチの言葉でほぐされていき、
じゅりさんのご先祖が桜新町で医院をしていた時の跡地を、マチがまだ子供だった頃から、ずっと約束の土地のように置いていたこと。
そうしてきた桜新町の住人の思いが伝ってきて、地面にあったプレートが映し出された時に、掘られていた文字は日本語ではなかったけれど、その意味するところが感じられて、涙腺がぶるぷるしてしまいます。
これは、じゅりさんもそうとう嬉しかったと思います。
こうして続いて行く、桜新町の住人の思いが、じゅりさんや、ヒメ、秋名たちの今日の行動を呼んでいるんでしょうね。
マチや秋名の祖父をはじめとする先人たちの伝えようとしていたこと、そしてなぜ桜新町を守ってきたのか、これからも守ろうとするのか。
その掘り下げを、まだ学生だったじゅりさんを通して、ラス前に描いてみせたのは、とても良い構成だったと思います。
そして、次回からは、いよいよハナノウタですか。
待っていましたという感じです。期待大!リメイクして本当に良かったですね。
言及 http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-1908.html
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