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笑顔は最高の魔法 ~Japanese Animation Review~

2014 07/22

スペース☆ダンディ 第16話「急がば回るのがオレじゃんよ」感想

今年のペストオブ神回。アニメ好きならスペダンを今まで見ていなくても、これだけはぜひ見て欲しい。

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四畳半神話大系や、最近ではピンポンTHE ANIMATIONで知られる湯浅監督による脚本、演出、絵コンテ、作画監督、原画、美術デザイン、ゲスト宇宙人デザインの第16話。
個性的な絵コンテとデザインの奔流の中、とにかく目を惹かれたのは、魚宇宙人の星へ宇宙船に乗ったダンディたちが向かっていくシーンでした。

最近映画の竹取物語や、ばらかもんのエンディングで見られるような、水彩や書道のテイストを活かした作画が見られるようになりましたが、この宇宙船のシーンも独特の線や色使いで、いったいどうやって作画したり色を着けたりしたのか、ものすごく気になります。

そして、序盤では海外のアニメっぽい作画がされていたり、あるときは劇画のテイストを含むシーンだったり、目まぐるしく変わる映像に圧倒されて、アニメってここまでできるようになったのかと、見終わったあとにとても感激しました。

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ストーリーとしては、お腹の空きすぎたミャウが魚宇宙人を食べたくて仕方がなく。
魚宇宙人が母星に帰るためにヒモ付きのモリを打ち込むのですが、そのヒモを舞台に魚を捕まえようとするミャウの様子に、小説の蜘蛛の糸の有名なシーンがよぎったりもしました。

そして母星を100年も留守にした魚宇宙人が、愛する魚に愛想をつかされ、もはや考え方まで違ってしまった母星の住人たちに相手にされなくなり、
その悲しみと怒りを抱いたまま、自ら灼熱の太陽に向かっていくのは、とても悲しい事だったけれど、
彼は星の皆と一緒に滅び、彼自身の生き様が最後まで貫かれたんだとも感じました。

見る人によって、十人十色の解釈があり、感じ方があるという余白を残した魚宇宙人の最後は、感慨深く思えたし、
ダンディとミャウが焼き魚となった彼を美味しく食べていた事に、これで良かったのかもしれないと、哀愁と宇宙のひとつの摂理が渾然一体となったような、不思議な感覚を覚えました。
ストーリー的にも、幅のある面白いものだったと思います。
という事で、このブログでは滅多に使わない神回という表現を使いました。
スペース☆ダンディ。やはり面白いですね。
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