棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE 第2話「ウィザードの矜恃」感想

クローディアの葡萄、美味、忘却不可。

攻撃への反応早く、アカリの罠をことごとく読んでしまうクローディアとの戦いは見応えがありましたね。

結局、手も足も出なくて足掻くチャイカたちを見かねたフレドリカが、クローディアの足にすりすりして隙を作ってくれましたが、
クローディアによれば、戦いの決着をつけたのは窮地のトールを助けたいというチャイカの想いの強さで、そう言われたチャイカが真っ赤になるのは可愛らしかったですね。

フレドリカの協力もありましたが、クローディアにとって勝ち負けは重要なことではなく、気に入ったチャイカに魔術に関する大事なレクチャーをしてくれた感じでした。
美味しいものを振舞ってくれたり、“遺体”は娘が持っていた方がよいと渡してくれたり、なかなかの人物でしたね。



あらすじ(公式サイトから引用)
八英雄のひとり、クローディア・ダッジとの“遺体”を懸けた再戦に臨むも、その猛攻の前に、防戦一方のチャイカたち。
アカリが仕掛けた罠もことごとく破られ、反撃の隙を見つけられずにいた。
「俺が囮になる」一か八かの勝負に出たトールに、チャイカは…！？
一方、紅チャイカこと、チャイカ・ボフダーンの一行も、“遺体”を求め、八英雄にして弓の名手、グレン・ドンカーブートの元を訪れていた……。



ガズ皇帝の遺産が隠されている島に集まる展開っぽいですね。

クローディアから英雄たちの居場所と同時に、皇帝の遺産があることを教えてもらったチャイカ。
“遺体”をはじめて入手した直後に、ギイによって島へと誘われる紅チャイカ。
そしてジレットの遺した資料から遺産が隠されている島へと向かうだろうヴィヴィ。

チャイカは自分がガズ皇帝の本当の娘なのかを不安を抱え、それを晴らすために。
紅チャイカは復讐という漠然とした目的を見極めるために。
ヴィヴィは愛する人の帰りを信じ、彼の探求を進めようと。
それぞれの想いを持って、島で合間見えることになりそうです。

そしてその全てにギイとガズ皇帝の思惑が絡んでいるようですね。
このままだと彼らの思惑通りにチャイカたちが動かされそうですが、彼らの手のひらの上から彼女たちが飛び出すのは、それぞれの強い想いによってということになるんでしょうか。

ジレットを好きなヴィヴィと、トールを好きなチャイカに比べ、紅チャイカがその面ではもうひとつはっきりしたものがありませんが、トールとの絡みでこれから更にデレて行くのかもしれませんね。
魔術の強さとは想いの強さと言うクローディアの言葉に希望を持ちつつ、彼女たちがどう運命を切り開いて行くのか、そこに注目しながら最後まで見ていきたいと思います。

TB http://2jistyle.blog.fc2.com/blog-entry-485.html
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-3024.html