二次元美少女の笑顔を守りたい duple

笑顔は最高の魔法 ~Japanese Animation Review~

2014 10/17

四月は君の嘘 第2話「友人A」感想

かをりの美しくも力強い演奏は見応えがありましたね。

演奏が始まる前は聴衆に自分の演奏がどう受けとめられるのか気していたようですが、演奏を終え、全てを出しきった彼女の表情がとても印象的でした。
もちろん流れるヴァイオリンとピアノの演奏自体も素晴らしかったと思います。

そしてホールを後にしたかをりは、亮太のもとへ駆け寄っていきますが、公生を天才ピアニストとして知っているらしき彼女は、公生に自分の演奏について尋ねました。
鍵盤を触らなくなってしまった公生を心配している椿、そして指を震わせるほど公生の感想を緊張して待つかをり。

2人の少女のそんな気持ちが、思わぬ合奏を生んだように感じて、公生が再びピアノに向かい出したように思いました。
ひょっとしたら、かをりは亮太に会うのを口実に、公生に自分の演奏を聴いて欲しかったんじゃないでしょうか。
その辺りの本当のところをいつか知りたいと思います。

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あらすじ(公式サイトから引用)
有馬公生たちを連れて、宮園かをりはコンサートホールへ向かう。そこではヴァイオリン部門のコンクールが行なわれていた。
懐かしい匂いのするホールの空気を味わう公生。天才ピアニストと呼ばれていた公生のことに気づく観客も会場には多くいた。
コンクールが始まり、会場には緊張感が張りつめる。そして四番目にかをりの出番がやってきた。
彼女が弾く『クロイツェル』は、他の出場者の演奏とは全く違うものだった。
楽譜の指示に従わず、曲を自分のものにしてしまう。その彼女の姿は美しかった。
演奏を終えたかをりは渡亮太のもとへ駆けていく。その光景はまるで映画のワンシーン。
ヒーローとヒロインのラブシーンを横で見つめる、公生はさながら「友人A」の役を務めているような気分を味わうのだった。

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女の子を好きになり始めるのを描いた良い引きでした。

公生の詩的なひとり語りが春の中に跳ねる少女を美しく感じさせていました。
心地のよい絵とともに、彼のかをりに対する気持ちの変化が伝わってくるようで、こんな風に女の子を好きになり始めるのかなって、少し懐かしいような新鮮な気持ちに包まれていくのを感じます。

要所要所で見せる絵柄といい、それにマッチした演出にとても癒されますね。
恋の展開も、公生のピアノに対するお話も始まったばかりですが、今後がとても気になってきました。
そしてなにより、椿とかをりの、それぞれの個性的な笑顔を楽しみにしたいと思います。
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