異能バトルは日常系のなかで 第6話「罪悪 ヴァイスペナルティ」感想

異能で異能を無くす事などできない！寿来の拗れた厨二が彩弓の盲点を突く地の文的展開が面白い。
そして部長の妹・舞矢ちゃん可愛い！！

誕生日を手作りのゲームで祝ってもらって嬉しそうな寿来。
そんなサプライズの中、彩弓との異能を無くすか無くさないかの決闘の時が並行して流れ出す。
２つの時、現在と過去で変わらぬものと云えば、寿来の厨二病と彩弓の生真面目さだけなのかもしれないが、彩弓が高校で生徒会長にならなかった理由へと収束して行く。

異能のある世界観を活かした面白い描き方でしたね。
異能で異能を消す事は、あるべき姿に戻す異能に対しての彩弓の生真面目な捉え方ゆえに自己矛盾を起こしてしまい、そのために彼女が何も出来なくなることを寿来が読んでいたのはさすが厨二を拗らせているだけありますね。

はらはらしながら二人の戦いを見守る灯代と鳩子も可愛いですが、体術でコテンパンにされた寿来お兄ちゃんはまだ負けてないと言う千冬ちゃんも可愛かったです。
「お兄ちゃんはまだ負けてない」そんなこと言われたらいくらでも立ち上がれてしまいますね。

そして可愛いと云えば美玲会長の久しぶりの登場にホクホクしましたが、今回はなんと言っても彩弓の妹・舞矢ちゃんの可愛さが目立ってましたね。
病欠した彩弓の見舞いに訪れた寿来をからかったり、お姉ちゃんの中学時代の完璧すぎる生徒会長としてのあり方とその顛末を教えてくれたり、これはお姉ちゃんの乙女心を知っていたのじゃないかと思えるような役回りを演じてましたね。

それだけお姉ちゃんに男の子が訪ねてきたり、家に上げたりするのがイレギュラーな事だったんでしょうね。
姉に似てなかなか鋭い妹ちゃんだったと思います。
ちょっといたずらっ子的な感じも可愛い舞矢ちゃんでした。
彩弓も寿来が自分のことを真剣に考えてくれて嬉しかったんじゃないでしょうか、乙女心を教えてあげる必要がある♥とか、お姉さん属性ぽくてメロメロになってしまいそうです。

さて次回は、灯代と寿来の二人だけのお出かけを見てしまった鳩子のお話でしょうか。
予告ではダダ漏れで泣いている彼女ですが、はやみんマジックが発動するハートフルな回になるかもです。
そんなことを期待しながら、次回を楽しみに待ちたいと思います。
凝った構成で面白い彩弓メイン回でしたね。



黒ストッキングのお姉さんは好きか？
イエスサー、イエス！
蹴られたいか？
イエスサー、イエス！！
踏んでグリグリやられたいか？
イエスサー、イエス！！！ イエスサーイエス！！！！！
門の所で深々と頭を下げて謝る寿来に、少し前傾して黒ストの後ろの部分がいつもより余分に見えたのはご褒美でした。
黒ストの太もも後ろ上方部は至宝と言われています。

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