二次元美少女の笑顔を守りたい duple

笑顔は最高の魔法 ~Japanese Animation Review~

2014 11/29

東京レイヴンズ5 days in nest II & GIRL AGAIN 感想

前巻に引き続き前半の短編集と本編からなる5巻めの東京レイヴンズ。
表紙に北斗が描かれている事が気になりつつページを開くと、四話構成の短編集から始まって行きましたが、春虎がお赤飯を炊かれたりと相変わらず楽しい短編が続いています。

しかし短編の最初になっている春虎と夏目が年末年始の帰省の道すがら、二人きりで話をしていくエピソードは、彼らのそれぞれに対する想いが伝わってきて、本編を読み進めていく上では欠かせないものになっていたと思います。
後半の本編で、春虎への女の子たちへの気持ちが描かれていますが、その辺りへの導入として、そして表紙になぜ北斗が描かれているのかにも掛かっていたのかなと読了してから思ったり、なかなかいい感じの短編第一話だったと思います。

☆実技合宿を行うため湖畔の合宿所へと向かう春虎たち。
遠出、お泊りとくれば気持ちも浮き立ちおまけに鈴鹿から開放される!とはしゃぐ春虎と夏目。
しかしそうは問屋が卸すはずなく!? 学園陰×陽ファンタジー!

感想 : アニメ版でも楽しく描かれていましたが、奴隷ポジションの扱いに我慢して従っていた春虎と夏目が、合宿でいっとき鈴鹿から開放されるという事で、やたらと上がったテンションを特別参加の鈴鹿に見事に折られるという笑うのが可哀想になる展開ですね。

大友先生は知っていたのか、迷惑だと思われても本音で接するのが望ましい的な年の功を感じさせる発言もありましたが、なかなかそこに至るまでが大変なのが若者であって、一足飛びにその境地に達するのはむつかしいですよねと、ちょっぴり彼に心の中で突っ込んでしまいました。

しかしここまでお嬢様っぽい印象が主だった京子が、以外にも女の子たちの気持ちを、お母さんのような包容力で導いていく事になるとは予想していませんでした。

アニメでも良くまとめられていたと思いますが、リボンに気づき始めた春虎を思う夏目や、京子によって春虎への恋心というか、本心を見抜かれてしまった鈴鹿が、同じく春虎が北斗ちゃんを操っていた人に恋心を持っている現実を知り、それぞれに心の持って行き場に困るのが切ないですね。

そんな行き場のない二人の女の子たちの気持ちが、京子によってなんとなくでも進んで行く方向を見つけていった感じで、
夏目と鈴鹿の女の子としての気持ちが動いていく様子も良かったし、今までの京子への印象に懐の広い女の子というのが加わって、この後、夏目の男装に気づいた京子が春虎への恋模様に参加してくるかもしれないと思うと、はらはらしながら楽しみが増してくる感じです。

一方で幼女先輩が登場したり、大人たちの方もザワザワし始めた感じで、合宿後に何か起こりそうな気配もあり、続く第6巻ではバトルがあるかもと期待させられるところもありました。
さて、何が起こるのか、第6巻も続いてページを開いていこうと思います。
関連記事

この記事と関連する記事

東京レイヴンズ5 days in nest II & GIRL AGAIN 感想

東京レイヴンズ

(2)TB(0)

AFTER「俺、ツインテールになります。第8話「慧理那、はじめての…」感想

BEFORE「四月は君の嘘 第8話「響け」感想

COMMENT

  • No.222 No title

    こんにちは、昨日レイヴンズについて他の作品のコメントで書いてしまいましたが楽しみにしていました。それでも甘エビさんのペースで更新していってくださいね。楽しみに待ってます。

    4巻、5巻はアニメでそんなに上手くまとめられてましたかね?よくわからない鈴鹿推しや尺が足りないのに短編を挟んだことで合宿での訓練等かなりカットされてしまった気がします。短編の選び方もよくわかりませんでしたし...

    甘エビさんも高評価している年末年始の短編はアニメでやるならこの話がいいのではないかと結構言われていましたね。物語も春虎と夏目が中心の話ですから。それなのにアニメでは春虎や夏目の扱いが酷くて可哀想でした...

    投稿者:エミマル 2014/11/29 (土) 12:51
  • No.223 エミマルさん、こんにちは。

    合宿所の時の鈴鹿に対する京子が、ただのお嬢様じゃないというか、どこか大人びた雰囲気を持つ彼女の人となりをアニメ版でも短い尺でしたがよく見せていたなと読んだ時に最初に思いました。

    京子というキャラも立つし、後の男装夏目バレの時の彼女の反応と対象的で、鈴鹿の方に目が行きがちな中、京子という女の子にとっても大切なシーンだったと思いました。
    アニメで先がわかっていたからかもしれませんが、ここから男装バレ後の京子への仕込みが始まっていたんだと感じたりして面白く読み進めました。

    夏目と春虎の描きが不足しがちなアニメ版でしたが、「うそつき」と泣き出した京子について、描かれていた以上に踏み込んで感想を書いてみたのが懐かしく思えます。

    投稿者:甘エビver.2 2014/11/29 (土) 15:21

MESSAGE

非公開コメント

Top