SHIROBAKO 第9話「何を伝えたかったんだと思う？」感想

頑張りが空回りしてしまったずかちゃんと、3Dクリエイターみーちゃんの悩み。

みーちゃんのお話は今回が初めてでしたが、車関係のデザインを主にする会社にいる事が、自分の夢を果たす事につながるのか悩んでいるようでした。
ずかちゃんや大学生のりーちゃんと集まった際、その悩みをもらしながらも、つい目に入った車のホイールについて語り出すみーちゃん。
彼女に仕事で見についたものを感じさせるシーンでしたが、それがアニメを作る夢とどう関係してくるんでしょうね。

ふとしたきっかけで話を聞いてもらった彼女の会社の社長さんの言葉を、彼女がどう咀嚼するかがポイントになるんでしょうか、ここから先の展開が気になるところです。

さておき、声優の卵のずかちゃんは相変わらず努力が報われない感じです。
前回のオーディションを落ちた会社から、なぜか初仕事を貰ったずかちゃんでしたが、またもや良いところなしで終わってしまいました。
しかしずかちゃんにしろ、初エピソードとなったみーちゃんにしろ、伏線が張られているのは間違いなく、アニメをみんなで作る夢に進む彼女たちを見せながら、水島監督が何を伝えてくるのか楽しみに思います。

そう思うとサブタイトルの「何を伝えたかったんだろう？」と云うのが、いつもの自虐ネタっぽく見えてきますね。
万策尽きたー！の本田さんにもれなく突っ込まれるいつもの木下監督がコミカルで笑ってしまいますが、遅ればせながら覚醒モードに突入した監督のせいで、おいちゃんがまたまた苦労しそうです。

えくそだすっ！原案者が制作を進めていく中で何をやりたかったか見失っていたのはありそうだと思いそうになりましたが、本田さんはこれからもビシビシいってくださいね！
ともあれ、2クールなのでゆっくり進んでいる感じですが、次回はおいちゃんの担当回でしょうか、楽しみに待ちたいと思います。