2014
12/08
月
騎士を動かしたロランの手紙にも感動した。
熱い戦いでしたね。ティグルにデュランダルを預けていったロランの想いを具現化したような援軍の来援に昂ぶりました。
謀略や内乱、そして侵略が続く、庶民にとっては生きにくい世界の中、奴隷とされた人々を救い、国土の安寧のために働くティグルがヒーロー然としてきた感じで、胸のすくような気持ちのいい勝利でした。
彼の周りに集い出した貴族や騎士、そして人々を動かしたものは、戦記ものではよくある理由なのかもしれませんが、死者と生者の想いがつながり、大きなうねりになっていくのは見応えがありますね。
そしてその戦いの中で命を失ったものたちへのティグルの心情、そこまで描いてこの会戦を締めくくるのは、原作の魅力のひとつなんでしょうね。
それを感じさせる、エンディングの鎮魂歌演出が良かったと思います。

あらすじ(公式サイトから引用)
銀の流星軍+オルミュッツ連合軍と、ムオジネル軍との戦いがオルメア平原で幕を開けた。
ティグルたちは策を講じて善戦するも、『赤髭』クレイシュの戦略と兵力の前に、劣勢に立たされていく。
ティグルは自身を犠牲にしてミラに撤退を促すも、彼女は戦姫としての誇りにかけて戦い続けると明言した。
「君に誇りがあるならば、俺にだって意地がある。」
最後まで戦い抜くことを誓ったティグルとミラの前に、新たな軍勢が出現する。
彼らが掲げていたのは紅馬旗(バヤール) ーーブリューヌ王国の軍旗であった。

一晩中添い寝を満喫したミラの勝利アピールがなんか可愛い。
貴方と恋人つなぎするエレンは、ティグルが好きすぎて可愛い。
肝心のティグルくんは民のことばかりに気が行っててモテモテな自分に気がついてないみたいですね。
そこが面白いところですが、彼の手を引っ張り合う二人の女の子にしたらたまったもんじゃありません。
戦姫と云う立場を離れたラブコメは、ティグルくんとヴァナデーちゅの方で楽しめますが、本編でももっと見てみたいと思います。
しかし眠さゆえとはいえ、ベッドに押し倒されたミラの反応は嫁扱いされそうな勢いですが、全裸攻撃のソフィーや健気で超優しいラスボスのティッタちゃんも控えていますし、ラストの引きでもう一人参加してきそうなフラグが立ってきたので、今後のラブコメパートも楽しみですね。
そして、恋人つなぎしたエレンの気持ちを、ティグルはここにきてはじめて理解したんでしょうか。
私のものだ!に秘められたエレンの想い、戦姫としてのエレンの想い両方を受け止めてあげて欲しいですね。
熱く、そしてしっとりと締めたオルメア会戦でしたが、いよいよテナルディアとの戦いに進むのか、次回を楽しみに待ちたいと思います。
TB http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-3248.html
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