2014
12/29
月
良かった。ノエルちゃん帰ってきてくれた!
オムライスと満開に開いた向日葵畑、そして風に舞う花弁がノエルとの再会を予感させますね。
ノ…ノエルちゃん、現れそうで現れないその可愛い円盤さんにまだかまだかと心がはやります。
そして再び五人でお願いした時に飛んでいった汐音の麦わら帽子を拾うちっちゃな手。
エンディングにちらちら登場する空色の髪の女の子に焦らされ、やっと再会するんだという喜びに笑みを浮かべようとしたら、笑顔で乃々香たちのもとへ駆けよるノエルに、涙が飛び出してしまいました。
ああ、良かった。ありのままの嬉しさに感極まったラストエピソードでした。

あらすじ(公式サイトから引用)
柚季、湊太、こはるの三人も、妙な感覚に戸惑っていた。
ぽっかりと欠けているなにか。なくしてしまった大切なもの。知らない女の子の思い出。
汐音に背中を押された乃々香は、七年前に円盤を呼ぼうと言い出した想いを打ち明け、再びその言葉を口にする。

にっこりの出どころは、乃々香とお母さんの約束だったんですね。
その約束が汐音と結びつけてくれたり、六人の笑顔という締めくくりを運んできてくれたと思いました。
序盤に私の知っている乃々香は、したいと思った事は必ずそうしようとする女の子だったと汐音が告げていました。
その言葉に乃々香は行動を始めますが、その彼女の何もかもを支えていたのがお母さんとの約束だったんでしょうね。
五人でお願いをした後に、直ぐにわかりやすい変化は起きませんでしたが、その夜ベンチで二人が友達になった時の事、その時の乃々香の気持ちが、ハミングと共にお母さんと絡めて明かされたのは、とても良いシーンだったと思います。
そして重要なキーワードだったにっこりの意味と、そこに込められた愛しい思いを知ることが、物語のラストを優しい気持ちで迎えさせてくれた気がします。
みんなのその後とか、時間を巻き戻す様な不思議な現象については何も描かれずに幕を引きましたが、この刹那の再会と六人の笑顔が見たい、その期待に応えてくれただけで十分な作品だったと思います。
なによりもノエルちゃんが可愛かったし、美しくけれんのない最終話の描写に引き込まれました。
ノエルと乃々香たちの物語はこれでおわりかもしれませんが、原案者様と制作会社の次なる作品に期待したいと思います。
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ぬる~くまったりと 2014/12/29
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