2015
01/31
土

寓話のようなるるの過去回。スキとキスがなんとなくわかって更に面白くなってきた。
何度も何度もるるが弟のみるんを突き落としたのは、るるの夢でしょうか。
現実には大好きな姉熊のためにはちみつを幾度となく取りに行っていたのがみるんで、蜂に何度か刺されていた事で逝ってしまったように思いました。
るるは当然蜂に何度も刺されるのが危険な事だと知っていたはずですが、自分の一番を脅かす弟の存在を疎ましく思っているので、危険を見て見ぬ振りしていたんじゃないでしょうか。
それがデザイア〜という残酷な夢を彼女に見させていたんだと思います。
しかし、みるんの自分に向ける絶対的な愛に、その存在自体は疎ましくても、みるんという弟は大好きだと彼女は自分の気持ちを知っていく事になったんじゃないでしょうか。
もう戻らないみるんへのスキをるるは諦めない、そしてキスをする相手はみるん以外にいないので、他の誰ともキスをする事のないるるはキスを諦める選択をしたんでしょうね。
そしてキスを諦めない銀子が、断絶の壁を越えてそれを果たすのをるるは見届けたいと思ったんでしょうね。
そうする事で、スキを諦めない故にキスを諦めたるるの、まるで止まってしまっているような気持ちと時が動き出すのかもしれません。
るるが不幸になってしまうのをみるんは望んでないはずですから、みるんへのスキを胸にしまいつつ、新しいスキを見つけて欲しいと思いました。
さておき、銀子のスキは紅羽の母親・澪愛へのものなんでしょうか。
そして紅羽にも銀子はかつて会っているのかもしれませんね。
もしすでに亡くなっている澪愛へのスキが銀子のスキだとしたら、約束のキスを彼女がどうやって果たすのか気になるところです。
そして諦めない銀子の行動が、るると紅羽に何をもたらすのか、とても楽しみに思います。

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